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2004年8月12日

弊社が北海道新聞【日高版】に掲載されました。

バイオマス使い浄化槽機能促進/悪臭を抑え、かすは堆肥 2004年8月11日 北海道新聞朝刊

【静内】水処理施設の設計、管理を行う静内衛生社(日高管内静内町)は、下水などの浄化槽の効率を高めるために、北大と共同で家畜ふん尿などのバイオマス(生物資源)を利用した新しい機能促進剤を開発した。バイオマスによる促進剤の開発は全国で初めてで、同社は年度内の商品化を目指している。

開発に成功した促進剤は、牛ふんなどに木のチップを混ぜたバイオマスに、空気を混入させて発酵させ、粉末状に乾燥させた。含有する微生物が汚水の中の汚物を食べることで水を浄化させる。従来の機能促進剤は、河川や山林から採取した微生物を乾燥するなどして作っており、汚水に溶解した際に悪臭が出るのが課題だった。バイオマスを利用した微生物には悪臭を抑える働きがあるという。

機能を発揮するまでの期間も3分の1程度の1カ月に短縮された。発酵段階で生じる残滓(ざんし)は堆肥(たいひ)として再利用できる利点がある。価格も牛ふんなどの廃棄物を利用するため、採取費用などが掛かる従来商品の半分から4分の1程度で済む。同社は1リットル当たり5千〜1万円での販売を予定しており、さらに機能性の高い促進剤の開発も進める。

研究を指導した北大大学院の松田従三教授(農学研究科)は「環境に配慮し、廃棄物を再利用した点が画期的で、将来性がある」と高く評価している。

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