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2003年3月26日

弊社が北海道新聞【日高版】に掲載されました。

廃棄物処理も環境に優しく、管内初 ISO14001取得 2003年3月25日 北海道新聞朝刊

【静内】下水道施設の維持管理などを手がける静内衛生社(本社・静内、行方正雄社長)が、環境管理の国際認証基準ISO14001を取得した。申請作業を外部コンサルタントに委託せず、すべて自社で行い、経費を通常の半分以下に抑えた。同社や日本適合性認定協会(東京)によると、日高管内に本社を置く企業でISO14001を取得したのは初めてという。

国際標準化機構(ISO、本部・ジュネーブ)のISO14001は、環境への悪影響を減らすため、数値目標を定めて省エネやごみ減量などを継続的に取り組む仕組みを文書化した企業や団体が取得できる。

廃棄物の収集運搬処理や公共下水道処理施設の維持管理などを手掛ける同社は昨年6月、業務内容の見直しや職員の意識改善、外部への信用力強化を狙って取得に向けた作業を開始した。電力使用量の低減やコピー用紙の選定など、環境面に影響を与える約100項目をリストアップ。軽減の目標値を設けて達成に努め、今月3日付で取得した。

取得の範囲は浄化槽の維持管理、廃棄物の収集運搬、下水道維持管理、一般清掃業務。
同社によると、ISO14001を取得するには通常、1年以上の期間と、費用も600万円以上かかるが、自社で申請手続きなどを行ったため半分の300万円弱で済んだという。

行方将泰専務は「廃棄物の排出者にも、安心して最終処理作業を任せてもらえると思う。今後も従業員の意識改善を含め、作業効率の見直しを進めていきたい」と話している。

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